定置式凍結防止剤散布装置について

凍結防止剤散布装置
 道路管理者が冬期間に発生する路面凍結の防止や解氷を目的に、凍結防止剤を路面に散布する装置を総称して「路面凍結防止剤散布装置」と言います。
凍結防止剤散布装置には、車に乗せて散布する「車載式」や車そのものが散布専用に作られた「散布車」があり、それらは移動しながら凍結防止剤を散布するもので、重要な路線に広範囲に散布することを目的としています。
また凍結防止剤散布装置には、主に数十メートルから数百メートル程度の危険スポット(坂道や急カーブ、トンネルの出入り口など)に設置をして時間や気象条件を監視して自動的に散布する「定置式」があります。
この「定置式」は、同様の目的の装置であるロードヒーティングより、トータルコストが安い(50から70%抑えられる)ため代替としての効果も見込めます。

定置式凍結防止剤散布装置の種類

 定置式凍結防止剤散布装置の分類として、薬剤の形状で大別し、散布方法で細別できます。
薬剤 散布方法 特徴 機械的短所 薬剤的長所 薬剤的短所
顆粒 スピナー方式 コンパクトで設置が簡単
比較的安価
上から撒くので通行者に薬剤をかける危険がある 効果持続性が高い 定着性が悪く、風で吹き飛ばされる
液体 路面にノズルを埋めるしみだし方式 路面に直接薬剤を供給しているので、効率が良い 設置工事が高い、ノズル周囲のメンテが煩雑 定着性・即効性が高い 効果持続性が低い
グルービング誘導方式 溝で拡散しているので薬剤効率が良い 設置時の舗装補修が必要
噴射散布方式 上から撒くので舗装を痛めない、設置が比較的簡単 上から撒くので通行者に薬剤をかける危険がある
凍結防止剤について
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